石井淳アトリエ 建築設計事務所 神奈川県相模原市 建築設計事務所 相模原市


 □  なぜに人は紅葉色に惹かれるのか~考察(妄想)

2013-11-25(月)
紅葉1また落ち葉の季節がやってきた。
そして僕はまた同じ曲を聴いている。
<追憶 The way we were あの頃の僕ら> (YouTube)

ただ去年と違うのはメタセコイヤではなく桜などの紅葉の写真だ。
すると頭の中も俄然、和の様相を呈してくる。

相模原の鹿沼台公園と町田から八王子への尾根緑道の紅葉だ。
尾根道では気分だけはジロ・デ・イタリア山岳自転車だったのに。


紅葉2どうして人はこうも紅葉に引かれるのだろう。

世界的に人はこの色に引かれるのだけれども、場所により気候に
より紅葉色は少しずつ違い、抱く感情もまた少しずつ違うらしい。
そのようにしてして民族の伝統の色は生まれた。
日本の紅葉の色は日本の伝統色だ。

下のサイトは世界の色とその素敵な名前を表示していて面白い。
< 日本の伝統色470色 >

ちなみにこのサイトで黒色を比較してみる。web上での色記号は#000000 だ。
日本の黒 ~ 呼び名・武将色 ~気のせいか色に深みが増す命名だ
中国の黒 ~ なんと黒は見当たらない
アメリカの黒 ~ よく解らないが黒は見当たらない
ヨーロッパの黒~ 呼び名・グラファイト
イギリスの黒 ~ 呼び名・グラファイト、及びブラック
フランスの黒 ~ 呼び名・カルディナル、及びノアール(正体不明の暗黒の黒)  cardinalはきっと真紅の間違いだろう。
            その斜め下のグラフィットとある少し掠れた黒グレーは僕らが使うグラファイト(黒鉛)塗装に近い色味だ。
アフリカの黒 ~ 該当なし


日本の伝統色フランスの伝統色中国の伝統色




紅葉3

実は紅葉色に対する人の感嘆は、伝統よりさらに昔の、僕には
なにか太古に押された烙印のせいではないかと思えるのだ。

昆虫などは植物の実や花と密接に色覚範囲が広い。
爬虫類、鳥類などにいたっては現行の人間のような
3原色による3色型色覚ではなく、4色型色覚だ。
だが哺乳類のほとんどはモノクロと青と黄だかの
感度の低い色覚しかない。

あまりに大昔の事であるがゆえ うる覚えなのだが、
恐竜に追われた我ら哺乳類は夜行性に追い込まれ
やがてモノトーンと青・赤だかの色覚しかなくなる。



紅葉4しかしその中で人間だけが色覚をふたたび復活させた。

紅葉も落葉も、太古にあった強烈な紫外線に対抗する手段の
ために押された烙印の名残りなのかもしれない。

昼間に活動をし始めた哺乳類のなかで、なぜ人間だけが3色型まで
色覚を回復させることができたのか。
押された烙印はなんだったのだろう。

こうして僕が毎年毎年不思議にアキもせず紅葉の色に息をのみ
そしてため息をつくのかの謎を解く鍵はきっとその中にある。




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