石井淳アトリエ 建築設計事務所 神奈川県相模原市 建築設計事務所 相模原市


 □  (お寺だけに)墓穴を掘る

2013-10-18(金)
龍像寺台風一過、一気に秋の気配が満ちてきた。
陽射しが和らいでちょっとそこまで出かけたくなる。
先週連休に行った宮ヶ瀬ダムはライダーたちのメッカで、あまりのライダーの多さに引いてしまうくらいに驚いた(映画イージライダーの楽園みたい)ので今日は人気(ひとけ)のないであろう龍像寺へ。


六角観音堂

宮ヶ瀬へは車だったけれども、近くの龍像寺へは自転車だ。
平日の今日は何人もの庭師が手入れの最中だった。
右は釈尊十大弟子像に囲まれた六角観音堂だ。

十一面観世音菩薩

小説で知ったばかりの十一面観世音菩薩の、もしやの「十二面目の顔」はなかったのだが(墓地途中の彫塑で背面もないから)驚くほど立派で由緒ある 静かなお寺でした。


なにかと神社仏閣巡りのエントリーの数が多いような気もするが
これは決して年齢のせいなんかでは、決して断じてない。
お寺なんかだとゆっくりカメラをとりだし、遠慮なく写真を撮れるからなのです。
ライダーが溢れる宮ヶ瀬ではカメラをとりだしもしなかったもの。

・・・ やっぱり写真を写す機敏さや気力も衰えがちなのかしら。
秋の陽射しは初老の身にもやさしい季節だし。




 □  trans Vol.2

2013-10-04(金)
林正樹 「TEAL」昨日中澤さんがいらっしゃって、引き続きまたいくつかのアルバムを紹介していただいた。
さて今度はその中の林正樹というピアニストのアルバム「TEAL」だ。
中澤さんはピアニストの林さんとは懇意の仲ということで「林君は~」、とお話してくださる。
このアルバムも僕好みだ。どことなく「Sakamoto風」な香り、音の転がし方なのだ。
2曲目の「To(戸)」のサビの 1分9秒・3分20秒また異音の入れ方でその思いを確信した。

< You Tube 「To(戸)」へのリンク (比較しやすいよう新しいウインドウにて表示) >
僕の思い込みなのかも知れないけれどね。
< You Tube 「hibari」へのリンク (新しいウインドウにて表示されます) >

僕は引用や暗喩について、そのこと自体オリジナルだと思っていて とても楽しめる。
音楽・文学そして建築においても引用や暗喩、リメイクは大切な方法だ。NHK連続テレビ
小説「あまちゃん」だってそこいら中、引用と暗喩、パロディーのオンパレードだ。
だからまぁ、なにが言いたいのかというと、それが楽しいということを言いたいのです。

似てる曲といえば、僕の音楽リストにはELTの「Time goes by」の後に globeの「DEPARTURES」がはいっていて、いつも歌いだすときにどっちがどっちなのか迷うのだ。

< You Tube 「Time goes by」へのリンク (新しいウインドウにて表示されます) >
思い込みなのだろうけれどね。
< You Tube 「DEPARTURES」へのリンク (新しいウインドウにて表示されます) >


似てる曲の企画モノはよくありますね。 ・・・さっそくあったので、しかも大量にpart10まで。
大量すぎで、曲名リストもないので僕の「似てる」がランクインしているのかどうかは不明です。
ハナからランクインしているような気はしませんが。

< You Tube 「似てる曲 100連発 part2」へのリンク (新しいウインドウにて表示されます) >


あまりに怒涛の量の「似てる」で面白さが麻痺してしまいました。




 □  trans

2013-10-01(火)
長谷川きよし。40年。まだこれがベストではない。ジャズギターを得意とする中澤さんから一昨日いくつかのアルバムを
紹介していただいた。
その中に長谷川きよしの「40年。まだこれがベストではない。」があった。
超越的なギターテクニックでシャンソン・ボサノバ・サンバを歌いこなす
長谷川きよしは僕も好きで数曲のストックは持っている。
だが長谷川きよしは今何歳だ?  64歳だ。
5年前のアルバムだから59歳のときのライブアルバムだ。
それでも「40年。まだこれがベストではない。」と言うのだ。

「ライブアルバムなので観客の歓声が入っていて、その中でとりわけ
情熱的な「ヘイ!ヒュー!ヒュー!」というのは僕の声なんです。」
「ライブアルバムに自分の声を入れるのに憧れていて」
とライブが大好きな中澤さんは付け足した。「観客としてですが…」

そしてアルバムはとてもすばらしく大いに驚いた。

彼の歌声、アコースティックギターの響き、何度も繰り返す美しく不思議なメロディーのチューニングさえもステキだ。
そして抑揚の効いたライブならではの語りは抜群にいい。
おまけを付け足すならば中澤さんの歓声も、もちろんいい。

「コムダビチュード~いつも通り~」という曲で僕はノックアウトされた。
これはフランクシナトラが大仰に歌う「My Way」の原曲で、もともとはフランスのシャンソンだったのだそうだ。
長谷川きよしは語っている。
「いつ終わってしまっても不思議のない危うい男と女の、それでも続いていく日々の生活を、淡々と歌うという
いかにもフランス映画のストーリーという感じのドラマが歌われております。
その詩をとても僕は気に入って 何とか日本語にのせたいな と思って訳詩を作って・・・。」

確実に過ぎゆく時間を淡々と描写した歌詞だ。オトナにしか解らない。
長谷川きよしの訳詞は下のリンク (J-Lyric.net)
http://j-lyric.net/artist/a0034f6/l00ee8a.html

僕がノックアウトされた要因の多くは訳詞にあるのかもしれない。
そういえば全曲を日本語で歌っている。そのうちオリジナルは3曲だけ、別れのサンバとか。
たしか中澤さんは言っていた。「長谷川きよしは何ヶ国語も流暢に使いこなすんです。そして記憶力たるや抜群で…」
フランス語も抜群のはずなのだが 「日本語にのせたい」 のだ。
収録曲「愛の賛歌」も岩谷時子訳よりもオリジナル寄りらしく、エディット・ピアフの書いたオリジナルの歌詞を何度も何度も
繰り返し歌い込んできたうえでの訳詞なのだろう。(アルバムでは一部フランス語でオリジナルを歌っています)


ホテル・ニューハンプシャー一昨日はまたホテル・ニューハンプシャーをもちろん日本語で読み終えたところだった。
ジョン・アーヴィング著、中野圭二訳。
なかなかのできの訳なのだろうと思うが、できれば原文で確かめたい気分でもある。
で検索すると、なんとジョディ・フォスター 、ロブ・ロウ で映画化されていたのだね。
これはさらなるトランス感だ。
過激な言葉・暴力・近親相姦をどのような表現で生きるすばらしさを描いたのかしら。


「トランス」を考えようとして書き始めたのに。
「トランスレイト(翻訳)」 「トランスポート(輸送)」。
相模原にはリニア駅も予定されいて、トランス。

人を読み、そして訳し、こちら側から向こう側へ、超えて貫き導くトランス、建築設計。
といつも思っているのだけれど、今日のところは長谷川きよしの 「いつも通り」 がステキすぎた。



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